焼酎の話 本文へジャンプ
焼酎

焼酎は酒税法で定められた分類によって2種類に分けられまんねん。
1つは、連続式蒸留焼酎、ほんでもう1つは単式蒸留焼酎や。
平成18年の酒税法が改正されたんや。従来「焼酎乙類」、「焼酎甲類」と区分されとったものが、「連続式蒸留焼酎」、「単式蒸留焼酎」に変更されたんや。
ただ、表示上はムカシからの「焼酎乙類」「焼酎甲類」を使ってもよいことになってい まんねんわ。

連続式蒸留焼酎は甲類焼酎とも呼ばれてい まんねんわ。アルコール度数は35度未満と定められてい まんねんわ。
連続式蒸留機で蒸留しはると、きわめて純度の高いアルコールを得ることができまんねん。
それを水で希釈し、アルコール度数を調整しまんねん。

単式蒸留焼酎は単式蒸留機を使って造られまんねん。乙類焼酎とも呼ばれまんねん。
アルコール度数は35〜45度や。
単式蒸留機は蒸留機の構造が単純や。そのため、原料の香味成分が溶け込みやすく、特有の芳香と風味を持った焼酎を造ることが出来まんねん。
単式蒸留はなんと500年前から造られとる伝統的な製法や。
さらにこの単式蒸留焼酎の中でも、酒税法に定められた「伝統的」な原料から造られたものかつ、伝統的な手法である麹を用いて糖化したものちう2つの条件を満たしたものは本格焼酎と表示されまんねん。
本格焼酎は「伝統的」な原料である芋や米、黒糖やらなんやらを発酵させて蒸留したものや。
それぞれの原料ごとに、米焼酎、いも焼酎、麦焼酎、黒糖焼酎やらなんやらと呼ばれまんねん。
ほんで、もう1つ、高粱米を原料として製造した麹を蒸留して造られたものは「泡盛」と呼びまんねん。
特に、沖縄県で製造したもけどは「琉球泡盛」の表示がされてい まんねんわ。

焼酎の賞味期限

焼酎ブームにあやかり、これから焼酎を始める人もおるかと思うで。
今日のお話はそないな方に読んでもらいたいや。

にっぽん酒を飲む方なら焼酎通にすんなりなれるでっしゃろ。
米焼酎はにっぽん酒とそないなに風味が変わらず、抵抗無くはじめられまんねん。
まろややろかものやフルーティーなものやらなんやら、いろいろな種類があるんや。
もしにっぽん酒を普段飲まない人でも米焼酎はクセがなく入門としてはよいでっしゃろ。
その後で麦、芋と進んでいくのが一般的ねんうや。

芋焼酎は麹の違いで風味が変わるんや。白、黄、黒、といった麹があるんや。白麹は香りがやさしく、あの芋焼酎独特けどおいが苦手な方でも抵抗がすくないでっしゃろ。
慣れてきたら黄麹、黒麹とだんだん重い風味に移っていくとよいでっしゃろ。

飲み方は、風味が強くなりすぎない冷えた焼酎、例あげたろか,たとえばやなやなあロックで慣れ、その後に人肌の温度、熱燗と、風味をより感じられる飲み方に移行していくとよいでっしゃろ。

最初、風味が苦手やった人もこねんうに移行しはることで自然と風味になれていき、どんどん風味や香りが強い焼酎を飲めるようになるでっしゃろ。逆に風味がやわらかく、さっぱりした焼酎では物足りなくなりよったりしはるかもしれまへん。

焼酎は飲む人によって、さらには飲む場所、時間、体調やらなんやらによっておいしいと感じる飲み方、焼酎がちゃうといわれまんねん。
オノレに合った焼酎はオノレにしか選べまへん。
まだ焼酎を飲んだことない方もオノレだけの焼酎を見つけてみまへんか。

焼酎愛子

今回は焼酎の「愛子」をご紹介しまんねん。
鹿児島県屋久町の三岳酒造で造られとる芋焼酎、「愛子」は屋久島の「愛子岳」から名付けられたんや。ラベルにはその雄大な姿が描かれてい まんねんわ。
愛子岳は古くから山岳信仰の山として崇められており、五穀豊穣や無病息災を祈り、ようけの人が参ってい まんねんわ。
その愛子岳のある屋久島の水と鹿児島県産のサツマイモを使って造られてい まんねんわ。
飲んでみると軽めの感じがしまっけど、芳醇でやわらかい香りの中に、芋の甘みが感じられまんねん。
蒸留法は減圧蒸留と呼ばれる方式を使ってい まんねんわ。
減圧蒸留は温度が低いうちに沸騰しはるので、すっきりとした味わいに仕上がるんや。

さて、この「愛子」、愛子様誕生時に皇太子殿下に献上されいかとで一躍有名になりよったんやが、もともとは1999年12月に販売元の寺田商店が製造を依頼して造られた逸品や。
ようけの方に愛子様誕生を祝って頂きたいとの意向で現在は一人2本までの注文となってい まんねんわ。
届くのは1年先だとか。それだけ待ってやっと手に入る愛子の味は格別でっしゃろ。

飲み方はロック、水割り、ストレート、お湯割りと、どねんうに飲んでも楽しめまんねん。
ストレートで飲むと芳醇な香りと甘みを直に感じられまんねん。ストレートでも飲みやすいや。
ロックで飲むと味と香りがマイルドになるんや。
後味にほんのちびっと苦みを感じるのでキレが良くてすっきりとした味わいになるんや。
お湯割りで飲むと香りが引き立ちまんねん。ウチも味わいはまろやかで飲みやすいや。

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