漢詩(1)杜甫 高胼 |
1.水檻遣心 杜甫 2.江村 杜甫 3.山亭夏日 高駢 |
漢詩(2) 李商隠 |
1.夜雨寄北 2.嫦娥 3.漢宮詞 4.登樂遊原 5.錦瑟 6.瑤池 |
杜甫の年譜 |
0.はじめに 1.青年期 2.長安仕官活動10年 3.仕官と安禄山の乱 4.官辞し乱を避て紀行 5.成都浣花渓草堂 6.南国漂泊 杜甫李白を詠う |
王維ものがたり |
1.生誕から26歳 ● 田園楽 七首 ● もう川集 20首 |
李白ものがたり |
李白詩 李白ものがたり 杜甫を詠う2首と1首 |
王維・李白・杜甫 その時 |
杜甫10歳・李白21歳・王維23歳 杜甫25歳・李白36歳・王維38歳 杜甫35歳・李白46歳・王維48歳 (安史の乱) ●安禄山の叛乱 ●叛乱の背景 |
各時代の概略と詩人 |
2.後漢・三国時代 4.唐時代と詩人 5.宋時代以降 |
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211.4.10 住吉神社 春を詠う詩 |
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このサイトは、漢文委員会の本サイトが膨大なのでとらえてにいくいので、別の入り口的にジオシティーズを活用させてもらっています。これからも漢詩を身近なものにして行く努力をする漢文委員会をよろしくお願いします。漢文委員会のページは日々拡大・充実、進化していきます。 |
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花開不同賞、花落不同悲。 欲問相思處、花開花落時 |
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花が咲く時あなたと一緒に楽しめず、花が散る時あなたと 一緒に悲しめず。 あなたと思いを共にできるところはどこにあるのでしょうか、 それは花が開くときですか花が散るときですか。 |
海棠花・春の代表花の一つ。・中国原産。江戸時代初期に日本に渡来した。中国では、牡丹(ぼたん)とともに最も愛好される。・花の色がやさしくてなんとも美しい。開花前の、赤いつぼみが垂れ下がる姿もとても個性的です。・4月8日の誕生花・花言葉は「艶麗(えんれい)」作者薛濤せつとうは『海棠渓』という優しい詩を詠っています。 中国の女性詩人 |
薛 濤(せつとう: 768年−831年) 中唐の女流詩人。晩年、浣花渓のほとりに住み、 薛濤箋(せつとうせん=詩を書きしるす小形で深紅色の優雅な紙片)を創製した。 |
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■ 漢文委員会 漢文委員会では盛唐の詩人、王維、李白、杜甫を中心に見ていきます。王維と李白には遭遇の詩は残っていません。杜甫と李白は、ともに洛陽河南地方で行動を共にしています。王維と杜甫は、王維は朝廷の官僚でした杜甫34歳から長安でいわゆる就職活動を10年やっています。その間に接遇していますし、杜甫が念願かなって採用された時には王維、高適、岑参、賈至、王昌齢、王之渙、・・・と漢詩の歴史の大きな部分を占めてしまう詩人たちを誕生させています。 |
春を詠う詩 |
夏を詠う詩 |
秋を詠う詩 |
冬を詠う詩 |
● 杜甫の詩 ・五言律詩 対雪(戦哭多新鬼) 雪に対して感を述べる。製作時は至徳元載の冬 の作。此の年の十月には房?が陳陶斜に敗軍したことは「悲陳陶」詩に見えるが如くである。 ・乾元2年10月成都紀行十二首 (7)五言古詩 龍門閣(清江下龍門) ・七言律詩 冬 至 ・七言律詩 閣 夜 ● 林 逋 山園小梅 ●柳宗元 江雪 ●賈島 度桑乾 ● 白楽天 売炭翁 ●林 逋 山園小梅 ●蘇東坡 食猪肉 |
女性詩人 初唐 上官婉兒 晩唐 魚玄機 春望詞 薛濤 | |
魚玄機 ぎょげんき 844〜871 中国、晩唐 |
長安の人。字は尢(けいらん)・幼微。詩文の才能は抜群。女道士になる。召使いの女を殺して死刑になった。 森鴎外の小説「魚玄機」の主人公である。 |
晩唐の詩人 杜牧の詩 Toboku-shi とぼくのし |
1.江南春絶句 2.泊秦淮 3.山行 4.清明 5赤壁 6寄揚州韓綽判官 |
7.遣懷 8贈別其一 9贈別其二 10金谷園 11過華清宮絶句 |
12南陵道中 13 贈漁父 14題烏江亭 15秋夕 16念昔游 |
22春日茶山病不飲酒因呈賓客 23九日齊山登高 |
■唐時代 盛唐の詩人 |
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203王 翰 おうかん 687 - 726年 204 蘇 廷 そてい 670- 727年 205張 説 ちょうえつ 667- 730年 206張九齢 ちょうきゅうれい 678- 740年 207賀知章 がしちょう 659- 744年 209孟浩然 もうこうねん 689- 740年 |
蘇軾・東坡:1036-1101 北宋の文人で、詩は宋代第一と称さ れた。官僚。 眉州眉山の出身。字は子膽、号は東 坡。蘇洵の子、蘇轍の兄。嘉祐2年 (1057)の進士。 |
210王之渙 おうしかん 688-742年 215王 維 おうい 699-761 216李 白 りはく 701- 762年 218王昌齢 おうしょうれい 698- 765年 219高 適 こうせき 702頃〜765 220 嚴 武 げんぶ 不詳〜765 221杜 甫 とほ 712- 770 230岑 參 しんじん 715- 770年 231 賈 至 かし 718〜772年 |
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王維 罔川集 |
1 孟城幼 | 2 華子岡 | 3 文杏館 | 4 斤竹嶺 |
5 鹿柴 | 6 木蘭柴 | 7 茱萸拌 | 8 宮塊陌 | |
9 臨湖亭 | 10 南 陀 | 11 欹 湖 | 12 柳 浪 | |
13 欒家瀬 | 14 金屑泉 | 15 白石灘 | 16 北 陀 | |
17 竹里館 | 18 辛夷塢 | 19 漆 園 | 20 椒 園 |
1千門 | 2再見 | 3採菱 | 4芳草 | 5山下 | 6桃紅 | 7酌酒 |
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●盛唐の詩人 王維の「欒家瀬らんからい」という詩です。 シラサギという鳥は、いつもつがいでいます。 雨がざあと降ってきた音に驚いたのか、岩の間を流れていく水が、風に吹かれてバシャーッとした音に驚いたのか川の中州にいたシラサギが飛び立って行ってしまった。そのシラサギが戻っていた。 |
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この詩はさいごの句「白鷺驚復下」にすべてが集約されている。言葉を変えると、この白鷺の動きを言いたいがためにそれまでの三句があると思うのです。 ものすごく静かな情景を感じます。作者はきっと座禅のように半眼で、見るとはなしに、ただボーッと眺めていたと思います。こんな一日過ごしたいですね。心がきれいになる詩です。 |
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欒家瀬らんからい 欒家という場所にある早瀬を詠ったものです。 さあっと降る秋雨のなか、さらさらと川水が岩瀬を抜けてゆく 波は跳ねしぶきヲたてて水面に散り落ちる、シラサギは驚いて飛び立つていたがいつのまにかおりていた。 欒家瀬 |
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颯颯秋雨中、浅浅石溜瀉。 波跳自相濺、白鷺驚復下。 |
颯颯秋雨中、浅浅石溜瀉。 波跳自相濺、白鷺驚復下。 欒家瀬 (らんからい) 颯颯(さつさつ)たる秋雨(しゅうう)の中(うち) 浅浅(せんせん)として石溜(せきりゅう)に瀉ぐ 波は跳(おど)って自(おのずか)ら相い濺(そそ)ぎ 白鷺(はくろ)は驚きて復(ま)た下(くだ)れり |
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■ 王維の詩は心安らぎます。詩が絵として頭の中に残ってくれます。書を書きたくならせてくれる詩人です。王維は感覚で出来上がったものを理詰めで直し書き上げる。自然の美しさを詠い上げる心静かな大詩人です。視覚の美、仏教徒としての静寂な思想と恬淡で清新優美な芸術的風格の詩。 .言葉で語りつくせない余韻を残す詩。静寂な詩の世界に誘われ、読む人の心を豊かにします。 漢文委員会コアセンタートップページ |
■ 李白は感覚で瞬時に詩を書きます。六朝から続く美しい詩を最高に発展させた大天才です。李白の作風は豪放磊落という言葉に集約される。調子はリズミカルで内容は細事に拘泥せず、天真爛漫な気持ちを歌ったものが多い。社会の動きに時に目を配ることはあっても、人民の苦悩に同情するところはほとんどないものでした。青年期の詩と晩年の詩に大きな進化は見られない。この進化は杜甫の詩に顕著にみられる。 李白 行路難 |
■ 杜甫は、最初から詩理論が直感的にでて、幾何学の公式で解き、自己の矜持に照らして完璧に仕上げる。生きているとき、この詩人は苦しみぬき、苦しみを糧として、詩を詠い続けました。中国の詩に燦然と輝く偉大な功績を残しました。 |
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詩人のindex |
● 中国歴代の詩人 index 全般 ■ 初唐の詩人 index 618〜712 ■ 盛唐の詩人 index 713〜765 ■ 中唐の詩人 index 766〜826 ■ 晩唐の詩人 index 827〜906 ● 宋時代以降の詩人 index 907〜 |
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■ 漢文委員会では中国の三大詩人杜甫、李白、王維を中心に 他の詩人たちを見ていきます。当面、三詩人以外では人物像まで 掘り下げてはいきませんが、その詩の良さ、どこが良いのか、なぜ、有 名なのか、なぜ好きなのか。好きでもない詩人の詩歌を紹介できて も、お薦めはできないないと思います。たとえば、杜甫について、研究 していますが、その詩が好きかと聞かれれば「素晴らしいけど好きで はない」。李白も同様で、王維が一番好きです。その次は孟浩然、 という具合です。杜甫の詩人としての矜持は尊敬しかありません。ま た、詩を読んでいくのに、番号を振り当てて、順に読み、それを何度 も繰り返しましたが、杜甫の800首ぐらいを10回読むと10回とも違 った感動を覚えます。また途中途中前回と違った感覚を感じます。こ ういった読むたび感動の喜びを常に与えてくれる詩人は杜甫だけで す。 |
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■その作品の残し方伝わり方も、彼らの人生とまったく同様に違っていて面白い。杜甫は臨終でも詩を残し、きちんと整理しますが、死後50年近く経過したのちにやっと認められます。李白の詩は生前から有名で、臨終で地方長官に詩を託したので、かなり正確に残りました。王維は弟を可愛がり、王維自身も人物的に好かれるタイプといえます。死後早い時期に詩集にまとめ朝廷に献上されています。 |
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