2.磁区の格子としての身体



 医療天文学においては身体を「磁区の格子」として捉えます「本質的に、人というものは磁場のあいだに浮かんでいる生物学的な下部組織である。6節」、「磁場は肉体のなかに正確に描かれている磁気グリッドと一致している6節」、「身体は磁区の格子である11節」。そしてこの磁区と磁区をつないでいるのがアクシオトーナル・ラインということになります。それではアクシオトーナル・ラインの来歴について、1節〜24節の中に見ていきたいと思います。
 1節において「メリディアン・アクシオトーナル・ラインは鍼(はり)療法線の同等物である」と云いますが、それは「同一物」であるという意味ではありません。それはその後の16節で「鍼で穴を開ける療法のためのラインという意味での経絡を『進歩的』であり、かつ『退歩的』であるアクシオトーナルラインとして学ぶことが出来るということを知ることは重要である」と云っていることからも判ります。では「『進歩的』であり、かつ『退歩的』である」という表現をその後の文脈17節〜19節で考えてみることにします。


Sketch
 ――人類のルーツが父なるプログラミングに対して反抗したとき、過去1万2000年を通じて進化した存在でいるあいだに使われていた経絡は、恒星系のプログラム伝送路との接続を断ち切られ、同時にハイヤーセルフとの接続も断ち切られました。また、アクシオトーナル・ラインを再構築するためにはキリスト庁(The Office of the Christ)の介入が必要なのですが、その介入を要求することのできる高度な天文学との生物学的連絡もこのとき失ってしまいました。肉体はアミノ酸の機能を継続する(アミノ酸とは生命の基本的構築に用いられるひとまとまりの単位です)ためだけの限られた磁気共鳴パターンと一緒に分子生物学的レベルで動く状態に取り残されたのです。――


補説
 以上のような観点から考えてみますと、「『進歩的』であり、かつ『退歩的』である」とは正系から外れているという意味であり、具体的には、鍼の経絡としての利用はアクシオトーナル・ライン本来のシステムとしては機能しなくなったために、新しい使い方(経絡としての使用)を編み出したという意味で「進歩的」ともいえるが、本来のシステムとしての機能を十全に活かすことのできない限定的な使い方に成り果ててしまったという意味では「退歩的」である、ということだと思います。


Word
キリスト庁 The Office of Christ
『エノクの鍵』巻末グロッサリー(glossary)では次のように説明しています(以下グロッサリーからの引用は「グロッサリーから」と表記します)。

 グロッサリーから〈次元降下したこの宇宙を清めるためにイエス・キリストを通じてYHWHおよびミカエルとともに働く144,000人の次元上昇したマスターたちの仕事を包括する「聖なる光による救済の執務所」〉部分抜粋。